大島ゆかりの画家
中出那智子  山中昭男  本多保志  鈴木えい子
 永田米太郎 ブルリューク


大島生まれの洋画家中出那智子
 

     
大島をこよなく愛する 画家中出那智子 それは大島の宝です



                     
 画家と文人トップ  ふるさとを描く  画家を支えた3人    良一(夫)は作曲家 
 一口エッセイ①   一口エッセイ②  エッセイたこつぼ    アトリエたより
 
       大島風俗  「島娘」(20号)


 
1931(昭和6)年  長島定一の長女として伊豆大島で生れる
           彫刻家を目指した父から詩や絵を教わる
           宮本三郎画伯油絵を学ぶ

1956(昭和31)年 音楽家中出良一と結婚

1966年       自由の大地を求めてブラジルに渡る サン
          パウロ 弓場牧場にて絵と詩を制作

1968年     サンパウロ日本語学校で教える サンパウ
          ロ新聞に紀行記やイラスト入りの詩を連載

1974年     処女詩集「美しき野獣」出版 サンパウロサ
          ロン聖美展、サンパウロ・サロン文協展に
          おいて金賞受賞 サンパウロ美術館に「水
          汲 み女」収蔵される 
    
1979年     夫と共にイタリアに渡り1年滞在。

1980年     帰国、東京大丸で帰国記念展開催 

1987年     作曲家の夫がくも膜下出血のため急逝 
          新宿伊勢丹、金沢大和などの個展を中心
          に作品を発表
   
1995年      「中出那智子画帖10才春」出版

2000年      中出良一の若き日の書簡集「那智子への
          手紙」出版

2004年     作曲家中出良一作品集CD「さくら貝」を自費          出版
            当資料館にて2000円で頒布いたしております 

     
2017年12月8日夫の出身地である石川県加賀市に    て86才で永眠   ご冥福をお祈りいたします
 
 
 きらめく色彩~ 洋画&陶芸

中出那智子の世界展

平成24年11月7日から28日まで

石川県小松市大嶺町口ー40 ぎゃらりーソレイユにて(入場無料)

生まれ故郷の伊豆大島で『師・宮本三郎』と出会い、導かれるように洋画の世界に・・・その後日本を離れ、13年滞在したブラジルの強烈な太陽の下で、出逢った少女のつぶらな瞳が、今もなお中出那智を絵の世界へと駆り立ててやまない。
油絵・水彩・陶芸等々、心を込めて制作された作品を、どうぞ御高覧くださいませ。 

期間中無休 ぎゃらりーソレイユ ℡0761-46-6410

     
これまでに行なわれた展覧会
 ふるさとを描く展


 
 中出那智子画業50周年記念作品展

    11月11日(土)から12月23日(土)まで
          伊豆大島藤井工房

     ~画業50周年記念の年にふるさとで
       画業を振りかえる作品展です
     光あふれるマルタ島の風景や大島・あんこ  
     さんの小品など28点と陶画など展示頒布
            いたします  

        
      

    ・2003年1月25日から4月5日まで
       ふるさとを描く 中出那智子油絵展
                  
大島藤井工房にて

・2003年4月11日から4月20日まで    
       優しい元気のおすそわけ 中出那智子油絵展
                 石川県加賀市ギャラリー萩にて   

・2003年7月10日から16日まで
         
中出那智子油絵展   上野松坂屋

・2004年1月21日から28日まで
    南欧の街角 中出那智子油絵展  新宿伊勢丹
             
 2004年7月7日から13日まで
      夜明けのサンバ 中出那智子油絵展
              小松大和6階 アートサロン 
 2005年8月3日から9日まで
        ー南米・欧州の風ー 中出那智子 油絵展
              
松坂屋上野店南館7階美術画廊

 
 
 油絵展にあたって 中出那智子
 このたび小松大和にて第三回目の個展を致します。夜明けを待ちきれずに踊り出すカーニバルの少女や、キリリと横顔の美しい褐色の肌の少女。ジャカランダの花咲く「サンパウロの街角」歌いながら家路に向う家族たちの「サルヴァドールの海辺」。おいしそうな匂いただよう「シーフードレストラン」などの楽しい絵を描きました。又、マルタ島五連泊の旅を記念して彩色豊かな港町を水彩画にしてみました。


 小松大和展感想記
 7月7日から13日まで毎日会場に通い、お客様と話しが出来る2年に1度の貴重な再 会の感激を味わった。しかし、いつもと何かが違うのである。今迄作品を買って 下さった方々が、定年その他の変化もあり、私自身の絵も完成度の高い絵を展示 しているにもかかわらず、世の中が美術の生活でも変りはじめて来て、現時点で は結論は言えないが、東京でも大阪でも売れないらしく、美術界の転機や不景気 のあとに引き続き、ガラリと晴れ渡る雰囲気がなくて、絵かきにとっては苦難の 時代だが、ともあれ今回は小品ながら何とか前回を上回るよう努力し、終わった 時にはクタクタで2日間寝込んでしまった。しかし不思議なことに嘆くひまはない 絵皿の注文があり、夜も昼も絵皿を描く仕事に没頭しています。


 目次に戻る