週刊新聞「東京日報」に2016年8月から18回連載した「伊豆大島文学散策」を転載する。
著者は60年以上に渡りふるさと伊豆大島を多岐にわたり調査をしてきた郷土研究家時得孝良氏。
特にライフワークとして今も不定期ながら「大島文学・紀行散策」を執筆して発表、コラムは535号まで続いている。大島町文化事業である「文学・紀行集4巻組]の編集者のひとり。
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東京日報連載「伊豆大島文学散策」記事PDFにリンク
①宮沢賢治と長詩「三原三部」 〝島の青年育てたい〟 伊藤兄妹と大島農芸学校
② 〃 兄七雄の口ぐせ 「アジアの青年よ、団結せよ」
③ 〃 「三原山」火山島、 大島の象徴とした
④ 〃 東京行きの船上から 〝大島〟へ思い寄せる
⓹西条八十「大島を愛した詩人」 初来島は16歳 「一木一石に思い出」
⑥ 〃 「哀歌」を書く 美しき島乙女を悼んで
⑦与謝野晶子・寛「大島に遊ぶ」 驢馬(ロバ)で三原山へ 詠んだ歌を歌誌に
⑧ 〃 島は好印象だった 〝もっと広く世に紹介を〟
⑨土田耕平・処女歌集「青杉」上 療養生活5年有余 新居に「嬉しくて涙が出る」
⑩土田耕平・処女歌集「青杉」下 大島を歩いて「故郷」に思いはせる
⑪中村草田男「火之島三日」上 地球自身の「紅い心」 三原山火口の句を詠む
⑫中村草田男「火之島三日」下 伝説の行者窟へ 4時間、句作に没頭する
⑬藤森成吉長編処女作「若き日の悩み」1 全編大島が舞台 主人公が体験したのは・・・
⑭藤森成吉長編処女作「若き日の悩み」2 癒し求めた憧憬の島「泣き女」の声に耳澄ます
⑮藤森成吉長編処女作「若き日の悩み」3 お絹さんとの出合い 「イッチョウギリ」見学の後に・・
⑯藤森成吉長編処女作「若き日の悩み」4 お絹さんとの別れ「僕はあまりにも単純だった」
⑰松田解子「大工の政さんとそのあとつぎたち」上 32年ぶりの再訪 反戦ビラ貼る政さん思う
⑱松田解子「大工の政さんとそのあとつぎたち」下 政さんの不当検挙 村民が母親救済に動く
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