2015(平成27)年
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1月26日
伊豆大島あんこ猫プロジェクトチーム発案による「椿まつりガイドマップ」が大島町から発行になる
椿まつり期間中に企画展開催「あんこ猫写真展②」
田澤堅太郎氏(元大島測候所調査官)執筆の「火山伊豆大島スケッチ」の販売取次所としてご本を預かり頒布開始
8月9日
新・大島節をPR 大島出身のバリトン歌手 竹尾信吉夏まつりステージで初披露へ
9月
大島自生のヤマボウシ 種から育てて土砂災害地への緑化3年計画開始
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2014(平成26)年 |
椿まつり期間中に企画展開催「あんこ猫写真展」
NHKテレビ「アサイチ」であんこ猫が紹介されて好評を得る
5月
2年に一度竹芝桟橋でおこなわれる「島じまん2014」にあんこ人形体験ブース出店
8月30日から
現代美術展会場として「お山の駱駝のためにNO2-2014再生プロジェクト 李容旭・藤井工房」展示
10月
土砂災害の定点観測画像を更新 復興町民会議に参加
12月
あんこ猫が案内する椿まつりガイドマップ作りに伊豆大島あんこ猫プロジェクトチームの一員として参加 |
2013(平成25)年 |
1月27日から3月24日まで
(椿まつり期間中)「大島を描いた画家 作品・資料展」シリーズ4回目「清水柳太 絵巻展」 を開催
大島の古い絵葉書、カセットテープに録音された古い島唄の音源や歌詞集、独特の方言のテープなど今残しておかなければ消え去ってしまいそうな資料の保存に「大島文化伝承の会」が取り組んでいる、会員として保存活動に参加。
5月10日
藤井伸著 「伊豆大島方言 島ことば集」発刊 編集・校正に協力
8月
大島の古い絵葉書展開催
第3回アートアイランズTOKYO国際現代美術展が大島と新島で同時開催・広報活動で支援
大島を多く描いた画家池島清作品「大島三原山」ご家族より寄贈いただく
9月20日
柴山孝一編著 大島ガイド資料「伊豆大島の風俗」 自費出版 編集・校正に協力
10月16日
台風26号による土砂災害発生 大金沢に架かる元町橋から約70メートル南に自宅あるが幸い被害なし 資料館と工房しばらく休む |
2012(平成24)年 |
4月20日
11月から休止していた工房を再開
4月26日から5月9日まで
「伊豆大島の風景資料展」開催
5月26・27日
島じまん2012に体験ブース出店 里喜本社中 踊りの部に出演
8月から9月
2012波浮港国際現代美術展を支援
9月17日から10月14日まで
企画展「大島を描いた画家」 大島に現存する絵画原画を掘り起こして展示 |
2011(平成23)年 |
1月
大島の「椿」を詠んだ作品集―詩歌編― を木村五郎研究会時得会員発行
2月
ちい散歩に「藤井工房のあんこ人形」写る 工房でスケッチ
4月
小池るみ作品展
5月
伊豆大島の楽しみ方発見サイト 伊豆大島ナビに島人FOCUSで藤井工房紹介される
竹芝桟橋で伊豆諸島・小笠原諸島の「島じまん」が、今年も出店、あんこさんが手伝ってくれた
6月
大島高校家政科生徒に「ソーメンシボリ」の講義と実演(4回)
7月
旅行ガイドブック「島もよう」に掲載される
8月
トウキョウズカップのトロフィカップに大きなあんこ人形を納める
8月
第1回波浮港現代美術展開催 作品をブログで紹介
大島の郷土史家が編集する「島ことば改訂版」のパソコン処理の助手をする
11月
大島に来た画家「横井弘三」の情報交換
12月
筑波大学大学院の「地域と教育―地域学習と構想」の成果本届く
新制作派のメンバーと大島に来た笹鹿彪の大島作品を確認
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2010(平成22)年
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1月
とうきょう新聞 東京ドンブラコ「大島」に載る
3月
「ふるさとの唄 大島節」藤井伸編著 伊豆大島文化協会から出版 入力と校正を手伝う
5月
竹芝で開催の島じまんに体験ブース出店
6月
藤井重丸展開催
7月 ちょこ旅小笠原伊豆諸島に載る
「伊豆諸島を知る事典」(樋口秀司編著)発行
10月
はじめてのおこなわれた「川浪陶芸作品展」の出品作品のリスト化に協力
10月
NHKワールド(BS放送)で「有森裕子夢のかけ橋伊豆大島」放映、藤井工房であんこ人形作り体験
有森さんのブログで紹介される(伊豆大島ロケ)記事あり
11月
画家清水柳太の大島絵巻図をH氏からいただ清水柳太の大島絵巻
12月
イズノシマダイモンジソウの自生地(ネジの洞窟)観察会に参加
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2009(平成21)年 |
1月
一水会下田正次「大島三原山」作品確認
3月
復元途中のソーメンシボリを作品展へ出品
4月
ソーメンシボリてぬぐい被り教室開催
5月
絞りてぬぐいの染料を藍で染めたい、武庫川大学から藍の種を分けてもらって播く
鳥瞰図作家吉田初三郎弟子であった金子常光の大島作品を確認
版画家睦念氏の大島記事を見る
9月
美の巨人「和田三造作品 南風」紹介番組に出て少し話す 伝えられなかった資料を補足
小村セッタイが大島と縁があった スケッチを一枚描いているが他に資料はなさそうだ 疎開で一時大島の親戚宅に引っ越していた
熊谷守一画伯の「大島」図録確認
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2008(平成20)年
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1月
日野市から「移動図書館ひまわり号」が大島にやってきた 伊豆大島移動図書館「ひまわり号」応援隊 ブログ開設
大島移動図書館ひまわり号の蔵書印と幟旗を寄贈
2月
河野通勢・林唯一・北村小松大島新島紀行の資料調査
今和次郎コレクション「大島の住家」データーとスケッチ入手
3月
大島町作品展にソーメンシボリ(復元途中の5本)展示
4月
近所の有志と「元町大火直前の道路住宅地図(復元)」に着手
柴山氏から「大島ガイド」資料をいただく 大島の出来事をまとめてファイルしている元教員の貴重な仕事です、1000ページを突破(藤井工房書棚にあり)
5月
竹芝の島じまんに出店
6月
「美術家の南洋諸島」町田版画館の図録入手グアムサイパン方面まで出かけた画家50人のうちの約10人が大島にも来ていた 大島を詠んだ詩歌人集を木村五郎研究会の時得会員がまとめる
7月
大島出身の洋画家中出那智子が実父(故長島定一)の句集「冬の宿」自費出版
8月
伊豆大島ふるさと文庫開館(樋口秀司氏)
10月
林洋子出前公演薩摩琵琶弾き語り 宮沢賢治大島来島80周年記念 なめとこ山文語詩「火の島の歌」
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2006(平成18)年
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1月
吉谷神社おまつりはじまる ブログでまつり準備から最終日まで紹介
矢崎千代ニの「八丈と大島」紀行文を入手
大島椿木工品研究会では新しい木工品開発の活動を開始
石川片山津に住む大島出身の現役洋画家中出那智子氏から連続して「アトリエ便り」が届き公開、6月企画展のテーマにしているで日本画家不染鉄の 「大島」(大正5年作)の下絵(カラー)をカタログで見つける、鳥瞰図だがまだ三原山の火口は真白
2月
藤井達吉が表紙画を提供した「アヲミ」の研究論文を送っていただく、藤井達吉は大島作品やスケッチを描いている
民謡歌手の大島里喜顕彰のページを公開しているが、経歴や後継者についての照会のメールが届く
「海を見つめる画家たち」房総を描いた画家6人の評伝記を送っていただく
「利島椿を使った仙台秋保工芸の里の職人が作る試作品」を大島の椿まつり椿展に出品を手伝う
大野隆徳の「伊豆大島写生旅行絵日記」の原版からスケッチ9枚をコピーして提供していただく
「海を見つめる画家たち」の画家に大島を描いた画家が4人含まれている。引用や分析に活用した資料(未見)について大島にも提供していだけた。
大島の小学校から頼まれていた校章(木工)をようやく仕上げる、叩きノミで15ミリサクラを彫り下げ立体にした(さくら小学校ーさくらと錨とSをデザインしたもの)直径48センチ、右は彩色した試作品(デザインは学校で公募して決定されたもの)
3月
絞り染めの産地「名古屋有松」へ、大島ソーメン絞り研究会の一員として
画家の九里四郎、平井武雄が明治40年前後に来島していたことを確認 作品未見
森田恒友の大島日記コピー入手
4月
染織雑誌「染織αアルファ」に大島ソーメン絞り研究会(伊豆大島文化協会長)の「伊豆大島の被り手拭」の記事が載る
5月
2年に一度の「島じまん」にあんこ人形絵付体験で出店
文人大仏次郎が書いた「大島来島記」が載った日刊新聞紙資料入手
6月
「ログハウスに住む」大島ログハウス特集で「資料館」が紹介される
7月
「自然派生活」に資料館の記事が載る
8月
大島出身の竹本葵太夫(歌舞伎義太夫)の大島公演が実現、裏方で協力
画家清水柳太の大島観光絵巻入手
楽天日記に資料館日記を書いて公開しているが、1年間のつもりで2つ目のブログに着手 「あんこ人形誕生記」
9月
大島ダイビング協会の協力を得て「海の中写真展」開催
画家の藤田謹三、津田敏道の来島を確認 作品は未見
10月
10月21日から11月3日まで「山中昭男絵画・作陶展」
11月
大島ソーメン絞り研究会の「手縫い体験会」を藤井工房で開催 研究会に10名入会して試作開始
中出那智子画業50周年記念作品展(11月11日から12月23日)開催
小松秀雄の大島作品図録「三原山」確認
画家津田季穂大島来島の年譜確認
東海汽船の「椿づくしツアー」に大島グリーンツーリズム研究会会員として参加
寺田寅彦全集に大島のこと、中村清二博士らとの交流が書かれていることを教えてもらう(照会中)
妹尾河童や田中貢太郎も大島を書いているらしい
画家服部四郎の紀行記「大島行」入手(絵画作品は未見)
辻まこと「墓標の岩」でもく星号に知人が乗っていた話を書いていた、文章確認済み
12月
本多保志11回作品展12月24日から新春14日まで
大島の陶芸家「川浪ときわの作品」を展示頒布開始
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2005(平成17)年
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1月
タイトル「大島を描いた画家と文人展」大島町教育委員会後援、伊豆大島文化協会共催で3月5日から3日間開催決定
2月
画家の大島作品の所蔵が分った美術館に資料展示の承諾依頼をおこなう。
3月
「大島を描いた画家と文人展」が大島町開発総合センターで開催される
10日 読売新聞に「伝統の一刀彫体験してみませんか」の見出しで記事が掲載される
4月
大島在住の絵手紙愛好者の「さかなシリーズ」パソコンで印刷して販売開始
間瀬定八慰霊祭無事におこなわれる
4月29日から5月29日まで「本多保志第5回作品展ー三原山」開催
5月
独立美術協会所属の鈴木亜夫の大島作品発見
ロシア語翻訳家鈴木明氏のブルリューク著「大島」の翻訳全文をホームページで公開開始
東京の私立大学博物館の収蔵品の企画展「日本の装い」に<大島のまえだれ>展示に協力
日本経済新聞の大島取材「島で出来る体験の紹介」5月中に記事がでるらしい グリーンツーリズムの仲間に取材した大島の合併した小学校の校舎にかける木彫の校章(直径50センチ)を引き受ける、はじめての経験納期は9月
当館オリジナルの包装紙2種類発注(版画家本多保志氏のつばきの柄)
6月
伊豆大島木村五郎研究会企画資料提供による美術史家千田敬一著書「これは彫刻になっております」木村五郎の作品とその生涯が出版される
木村五郎昭和8年作品「憩う熔爐工」大島の資料館に収蔵される
鈴木明氏(ロシア語翻訳家)が「ブルリュークの頃の大島」執筆、自費出版
大島を描いた古い絵巻物の資料を入手 渡辺崋山の弟子永村茜山(せいざん)の伊豆七島図絵(大島では波浮港と乳ケ崎を描写) 、今から170年も前の風景。
7月
小笠原に「ブルリュークとフィアラ二人の作品展示した『小笠原滞留紀念展覧会』の目録」があることがわかる
独立美術協会の鈴木亜夫が仲間3人で大島に来て「休憩所大島椿」にあんこスケッチを描き残した、yamamichiのサインは山道栄助か、もうひとりは憲司のサイン、独立美術にそういう人がいたのだろうか
8月
大島の宝である民謡歌手故「大島里喜」と大島出身の歌舞伎義太夫「竹本葵太夫」の企画展と講演会が開かれる
工芸家藤井達吉の大島作品の図録入手 日本画家石井林響の大島作品を確認
彫刻家木村五郎が終生の親交を結んだ石井鶴三の「石井鶴三日記」が春に発売された、木村五郎の文字も見えるようだが高価なため購入できず、まだ都立図書館の貸出図書の登録がなくまだ読めず
「大島を描いた画家の資料展」をシリーズで計画 8月第1回は「大島で出会った二人 中村彝と保田龍門」 これから不染鉄や池島清などを取り上げる予定
小説家素木しづの大島作品「こころ」(短編)が掲載された大正5年の雑誌の所在を確認
9月
大島の文化芸術何でも来いの高田鉄蔵著「大島むかしゝ」待望の著書が自費出版される 資料館の本棚に所蔵語り伝えの数々は島の豊かさの証し、もうこれだけの本は出ないだろう
資料館たより5号発行 大島に移り住んで創作を続ける「鈴木えい子絵手紙展」のPRと資料館の企画展のお知らせ
10月
大島の椿を如何に活用すべきか、苗木育成者・椿油しぼり・木工関係者で話す
日本離島センター季刊誌「しま」大島の取材で来館
絵手紙展盛況にて無事1ヶ月開催
11月
彫刻家木村五郎の恩人石井鶴三が生涯書き続けた「石井鶴三日記」を図書館で借りて読み始める、親交の具体的な表記はなし
「構造社展」の解説に木村五郎の名前を発見ー 先鋭的で懐の深い環境から、石井鶴三や橋本平八などの個性的な逸材が輩出した、という次に、「石井はまた同じく日本美術院の木村五郎らとともに、大正後期の洋画家山本鼎による農民美術の運動に共鳴した活動を行なった。それは「近代彫刻」というものが日本各地に浸透していくうえで重要な役割を果したといえる。と同時に、その活動を通して石井や木村の作品にも、大胆に対象をつかみとる新たな表現力が立ち現われるのを見ることができる。」木村五郎に関してはこれだけの記述。
12月
大島の陶芸家・画家山中昭男の初めての「アンコ絵画展」好評
挿絵や美人画の志村立美「あんこスケッチ」を入手、昭和12年に伊東深水や川瀬巴水ら郷土会一行で来島した折り滞在した「観光ホテル」で仲間と描いたスケッチの一部、他のスケッチはボロボロだったので捨ててしまったという勿体無い話を聞いた。この時の川瀬巴水の版画「波浮の港」を知人が見つけて書店から購入、しばらく資料館で飾らせていただけることになった。
春に発刊された「木村五郎の作品とその生涯」は出版社から書店へ流通し、半年で98冊売れた、という報告があった。今年一番意義深い取り組みだった、としみじみ思う。 |
2004(平成16)年 |
2月
永田米太郎木版画展初日米太郎長男ご夫妻によるオープニングコンサート開催
版画展を機に昭和30年に出版された大島ガイドブック「大島」増刷の動きあり(ご家族より)
日本離島センターへ木村五郎研究会への事業助成金の申請書提出
中出那智子ふるさと展に出品された「大島作品」の絵葉書作りを打診
「大島を描いた画家たち」の資料を研究会員の資料としてコピー製本をする
3月
版画家笠松紫浪ご家族来島 伊東深水ら郷土会一行の記念写真の提供を受ける
永田米太郎「大島」印刷されて到着
大島のソーメンしぼりの復刻は無理だったので、染め柄だけを集めて「てぬぐい」を作った
川路栄介「別れ出舟(伊豆大島歌謡集)」の古書入手
画家笹岡了一の大島作品の照会あり
4月
日本離島センター16年度事業認定通知受け取る「木村五郎の生涯」をまとめ出版を予定
資料館のPRと活動報告を兼ねて「資料館たより2号」発行、全島内新聞折り込み
大島在住の版画家本多保志の作品展の企画を検討
中出那智子「ふるさとを描く」組絵葉書完成し工房で販売開始
大島出身の古い絵葉書収集している方が来館、情報交換、絵葉書展の構想あり
5月
大島在住の婦人来館 大島に来る前に機織りの経験があり、大島独特のソーメンしぼりの技法を研究したいという。資料館のこれと思う資料を提供、協力支援をおこないしぼりの復活を願う
里見とんという作家が大島のことを書いていた。その中で「橋本邦助という画家がいて絵を描いていた」とあった。実在した画家で栃木出身なので栃木の美術館で作品を所蔵して、照会してみる。都立中央図書館にも橋本の画集があったが、古くて破損の恐れがあるので協力貸出し否のために大島で借りて見ることができない。
大島を描いた画家の検索を続け「高橋道雄の三原山」 「脇田和の大島元村風景」「岡田三郎助の大島風景」そして「村山槐多の大島の風景」などの作品図録を確認。
京都の画廊から「清水有水・伊東深水・河井清一の大島作品」の図録の提供をいただく
大島の方から「寺内萬治郎の大島のコドモ」の絵葉書、一緒に耳野卵三郎が来ていたらしいと聞く
小説家青山光二氏のインタビュー記事が「サライ」に載る 大島で出会った初恋の女性が登場する
大島を描いた版画家前田政雄のデーターを企画展をおこなった画廊からいただく、新しい大島作品情報はなし
大島を描いた画家でずっと気になっていた 「角野判治郎」の経歴がようやく分り、兵庫神戸の美術館に作品が所蔵。
2年に一度開催の「島じまんフェスティバル」の体験ブースに出店して、あんこ人形絵付け体験をおこなう。2日間やっても余るくらいのつもりで私の彫った椿の人形を280個を持参したが、盛況で早い時間に品切れ資料館を閉めて「島じまん」に参加したので、もう1日休み夜の客船に乗って大島で降りず神津島まで行った。
故鈴木光志氏(元校長先生)が収集された神津島の史料文献を見せてもらう、村が書棚に整理して管理していた。まだ一般公開になっていないが、目録がありどんな題名がどんな中味なのか確認することができた。
6月
小説家素木しづの作品を読む。「こころ」という短編が夫となった上野山清貢と大島での暮しぶりを描いた、というので探し始める 大正5年の掲載雑誌「趣味の友」見つけられず。大島を題材にした「美しき牢獄」「白霧のなかへ」「蒸風呂」コピー入手画家
角野判治郎の「海景」という作品の図録にたどりつく。制作年不明とあるが、大島差木地の海岸と利島が描かれている。年譜には大島に来たことは書かれていない。画学生の時、体が弱く静養を兼ねて大島に滞在、島の人が面倒を見てくれたお礼に作品を残して帰ったらしい。角野を訪ねてどんな画家がきたのだろう。 楽天広場 資料館日記(平成16年6月5日から開設)
7月
伊豆大島書票展の案内状を発送 ボンダレンコ展開催のきっかけとなったブルリュークの「大島」という油絵作品のコピーを原画所蔵の「世田谷画廊」 から送っていただく
差木地谷口家所蔵の 角野判治郎作品の撮影をさせていただく タメの大木と静物の2点あった
会員として参加してる「伊豆大島グリーンツーリズム研究会」のホームページを作り始める
8月
伊豆大島書票展開催8月1日から9月末まで
大島勤労福祉会館主催の「夏休みあんこ人形工作教室」の講師として参加、今年で3回目
「大島を描いた画家たち(改訂版)」増えた資料を入れ込んでコピー製本
9月
「木村五郎の生涯」の本の執筆をお願いしている美術史家から第1回目の原稿が到着
木村五郎の甥っ子鈴木明氏(ロシア語翻訳家)が「ブルリュークの頃の大島」執筆のため取材を兼ね来島 三原館宿泊
10月
島しょ振興公社へ「画家の作品展」開催経費の補助金の申請をおこなう。事業が認定されれば原画70点、複製画(糊パネ)200点が来春の椿まつり公開することができる、こういう資料を島が大事に思ってくれることを願う。
足立源一郎の「つばき」あんこさんと椿と民家と海が描かれているスケッチ作品の提供を知人から受ける
11月に本多保志作品展第2回「大島百花」と年末年始の第3回「大島こよみ展」が決まる 12月に中出那智子 陶画展開催
11月
研究会員が国会図書館で清水柳太の絵巻物「アンコと御神火の三原山」 発見 作家豊田三郎の「火口」コピーを入手となりの島である 利島に行き、仙台秋保工芸の里と利島の人たちの交流、椿材の活用と木工体験の様子をみてきた、利島のカラムシ織りのグループも活発に作品を織っている
12月
中出那智子陶画展はじまる 作品90数点を展示即売
島しょ振興公社助成事業に「大島を描いた画家たちの作品展」(大島を描いた画家たち研究会)の企画が認定された。作品展は2月か3月に大島町開発総合センターでおこなわれる予定
同じ助成事業に「特産品の開発ー大島伝統の織物であるソーメン絞りの復元と藍染め絞りの実現を目指す」研究グループの活動も認定された、このグループの成果には大きな期待ができると思う
大島に遠島された赤穂義士の遺児間瀬定八300遠忌慰霊祭が来年4月にお墓がある大島の墓地でおこなわれる。当資料館のホームページで案内することになった
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2003(平成15)年 |
7月
「大島を描いた画家」の作品図録と紀行記の資料整理はじめる
観光協会主催の「七夕フェアー」に出店 19:00-21:00 2週間
画家池島清のデーター照会あり 遺作集のコピーを提供
長野県上田創造館の「郷土玩具展」に大島の農民美術あんこ人形と木村五郎の資料出品
画家の野口弥太郎、茨木猪之吉、島崎鶏二の足跡照会
8月
石井鶴三美術館から石井鶴三の本「馬に背をのせて」寄贈いただく
大島観光秋のポスターに「島でできる体験」椿染め・陶芸家と3人で載る(撮影場所は当資料館)
画家足立源一郎のスケッチ確認
9月
満谷国四郎と大内田茂士の作品確認
10月
大島の「ソーメンしぼり」復刻に向けて調査開始
日本美術院の「古藤正雄」の本をいただく
画家中出那智子の亡夫中出良一(作曲家)の作品集のCD化の話しが進み出す
11月
白日会展(昭和10年10回)に松木満史大島作品発表を図録で確認(作品未見)
12月
木村五郎の生涯をまとめる作業を続けてきたがうまくゆかず
大島の風景や風俗を版画で表現した永田米太郎の版画展の打ち合わせ
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開館1999(平成11)年から2003(平成15)年春までのあゆみ |